2006年07月28日(金) 18時56分
金利返還膨らみ大幅減益 消費者金融の四半期決算(共同通信)
消費者金融大手4社の2006年4−6月期連結決算が28日、出そろった。借り手の間で払いすぎた利息の返還を求める動きが広がり、アイフル、アコム、プロミスの純利益は前年同期に比べ大幅減益だった。武富士も純損益が黒字に転換したものの、経常利益は大きく落ち込んだ。
消費者金融への金利返還要求の拡大は1月に最高裁が示した判断がきっかけ。出資法の上限(年29・2%)と利息制限法の上限(年15−20%)の中間にある「グレーゾーン金利」が有効となる条件が厳しくなり、借り手側は返還を求めるようになった。
(共同通信) - 7月28日18時56分更新
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