悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
ライブドアと関連会社「ライブドアマーケティング」の株主ら1621人と6法人が、ライブドア前社長・堀江貴文被告(33)ら旧経営陣などを相手取り、計約102億円の賠償を求めた集団訴訟の第1回口頭弁論が27日、東京地裁で開かれた。
堀江被告らはいずれも請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。
この日は原告側による意見陳述も行われ、原告の男性(62)は、「(粉飾決算による株主の損害が)自己責任と言われたら、何を信じて株取引していいか分からない」と訴えた。
また、弁護団の米川長平弁護士も、「この損害賠償請求が認められることで、株式市場の公正が実現される」との意見を述べた。
原告側は、今年1月に発覚したライブドア事件を受け、両社の株価が暴落したため、1人あたり平均で約580万円の損失が出たと主張している。
ライブドアの旧経営陣らに対する集団訴訟は、このほかにも4件提訴され、今回の訴訟を含め原告数は約3100人、請求総額は約200億円に上っている。