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日経新聞は同日、同容疑者を懲戒解雇した。
調べによると、笹原容疑者は昨年十二月から今年一月にかけ、東証一部上場の子供服製造販売「西松屋チェーン」やシステム開発「CRCソリューションズ」など計五社が、日経新聞大阪支社に掲載依頼した法定公告を掲載前に閲覧。公表されると株価の値上がりが見込める株式分割が行われるという情報を得て、五社の株計約九万四千株を約二億四千万円で不正に買い付けた疑い。
笹原容疑者は自分や知人などの名義で、十五の証券会社に口座を開設。手持ち資金以上の取引ができる信用取引で株を取得し、値上がり時点で売り抜けていた。容疑の対象となった株は、ほかに封筒製造「イムラ封筒」、食品スーパー「ハローズ」、ブロードバンド回線販売代理店「クラビット」の三銘柄。
日経新聞によると、笹原容疑者が不正な株売買を始めたのは二〇〇四年三月ごろから。自宅や会社のパソコン、携帯電話を使って注文を出し、多いときは一日に百回以上も売買。社内調査に「株取引は趣味だった。ゲーム感覚的なところがあった」と話したという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060726/mng_____sya_____006.shtml