2006年07月22日(土) 18時00分
マイクロソフトのiPod対抗ブランドが明らかに--その名は「Zune」(CNET Japan)
Microsoftが米国時間7月21日、「Zune」というブランドを擁して、Apple ComputerのiPodに対抗する意向であることを認めた。
Microsoftによれば、同社ではZuneブランドの下、音楽ソフトウェアおよびプレイヤーを提供していく予定であるという。Microsoftが
iPod対抗デバイスを準備しているという噂 は何週間も前から流れており、同社は今回その噂を認めた格好だ。だが、同社はまだ詳細については情報を伏せている。
Microsoftのマーケティングを担当するゼネラルマネージャーのChris Stephenson氏は声明で、「われわれが、音楽とエンターテインメントを提供するためのプロジェクト『Zune』を進めていることは事実だ。Zuneブランドの下、ハードウェアやソフトウェアの製品シリーズを提供する予定だ。最初のシリーズは2006年内に提供を開始する」と述べた。
年内に提供開始されるデバイスはWi-Fi機能を備え、楽曲はハードディスクに保存されると、Microsoftは述べている。これまでも、新しいデバイスがワイヤレス通信機能を備えており、この機能を使って楽曲ファイルを転送できるようになるだろうという憶測が流れていたが、Stephenson氏の声明は、この憶測を認めた格好となっている。
「これはわれわれにとっても、技術とコミュニティを結びつけ、消費者とともに音楽の世界を探検し、発見をする良い機会である」とStepenson氏は述べる。Microsoftの広報担当はこれ以上詳細の情報については、コメントを控えているが、Stephenson氏はBillboard誌に対し、ほかのZune端末も現在準備中で、これにはビデオ対応デバイスも含まれると述べている。
MicrosoftはZuneの
宣伝サイト を立ち上げており、Regina Spektorさんの「Us」を流している。さらに「Zune Insider Blog」にはZuneの取り組みに関する情報が記載されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。
海外CNET Networksの記事へ
[CNET Japan]
http://japan.cnet.com/
(CNET Japan) - 7月22日18時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000001-cnet-sci