2006年07月20日(木) 01時01分
パロマ幹部から聴取=業過致死容疑視野に捜査−湯沸かし器CO中毒事故・警視庁(時事通信)
パロマ工業(名古屋市)製の瞬間湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故で、警視庁は19日までに、パロマ側幹部から任意で事情を聴取した。改造のほか、経年変化による品質劣化が原因の事故もあったことを18日になって認めた会社側が、自社製品によるCO中毒の危険性をどこまで認識していたかなどについて説明を求めたとみられる。
警視庁は、一連の中毒事故のうち、昨年11月に東京都港区南麻布のマンションで私立大学生の上嶋浩幸さん=当時(18)=が死亡した事故について19日、現場にあった湯沸かし器を使って再現実験を実施。COの排出量や濃度を詳しく調べるなどしており、業務上過失致死容疑を視野に捜査を進める。
(時事通信) - 7月20日1時1分更新
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