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阿倍野署によると、95年12月6日午後9時45分ごろ、阿倍野区帝塚山1丁目のマンション1階に住む調理師の男性(当時22)宅から、ガス臭がするのに他の住民が気付き、管理人が調べたところ、浴室で男性が死亡しているのが見つかった。
行政解剖の結果、死因はCO中毒とされた。屋内に設置されていた瞬間湯沸かし器の火は消えており、ガスが漏れていたという。マンションの大家によると、この湯沸かし器はパロマ工業製だった。
このマンションでは97年8月30日にも、別の部屋で調理師見習いの男性(当時20)がCO中毒死した。現場に駆けつけた元パロマ社員によると、男性はベッドにうつぶせの状態で倒れていた。湯沸かし器は排気ファンを回す電源プラグが外され、配線が改造されていたという。
パロマ総務部は、97年の事故は自社の湯沸かし器の不正改造が原因だったと公表しているが、95年の事故については「事実関係を把握しておらず、警察に照会している段階」としている。
http://www.asahi.com/national/update/0720/OSK200607190157.html