2006年07月19日(水) 21時02分
発見時、湯沸かし器作動=パロマ工業製別機種−銀座の料理店CO中毒・警視庁(時事通信)
東京都中央区銀座の日本料理店「岩戸」で17日、経営者の森茂典さん(61)の息子で従業員の大樹さん(30)が一酸化炭素(CO)中毒死した事故で、店内にはパロマ工業(名古屋市)製の湯沸かし器が設置され、発見時には作動して湯が出っ放しの状態だったことが19日、警視庁築地署の調べで分かった。ほかのガス器具を使った形跡はなかった。
湯沸かし器は経済産業省などが公表した事故機種とは別のタイプで、安全装置などの構造も違うという。機器内部にすすなどがたまり、長期間メンテナンスされた跡がないことから、同署は手入れ不足が事故につながった可能性が高いとみて、さらに詳しく調べている。
(時事通信) - 7月19日21時2分更新
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