2006年07月19日(水) 19時28分
同じマンションで中毒死 パロマ製の湯沸かし器事故(共同通信)
パロマ工業製のガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故で、1997年に死亡事故が起きた大阪市阿倍野区のマンションで、95年にもCO中毒による死亡事故が起きていたことが19日、阿倍野署の調べで分かった。
パロマ製品かどうか確認されていないが、同社は「同じマンションであれば基本的にパロマの製品」として、事故の詳細を調べている。
調べでは、95年12月6日午後9時半ごろ、阿倍野区帝塚山のマンション1階で、住人の男性調理師=当時(22)=が風呂場で死亡。死因は急性CO中毒だった。湯沸かし器の火が消えてガスが漏れていたとして、阿倍野署は点火ミスと判断した。
97年8月には、同じマンションの2階で調理師見習の男性=当時(20)=がCO中毒で死亡した。同社の親会社パロマ(名古屋市)は不正改造が原因と発表している。
(共同通信) - 7月19日19時28分更新
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