2006年07月18日(火) 15時44分
パロマ事故、基板構造にも問題か…不正改造と複合要因(読売新聞)
パロマ工業(名古屋市)製の瞬間湯沸かし器による死亡事故が相次いだ問題で、複数の修理業者が、警視庁捜査1課の調べに、安全装置と連動する「コントロールボックス」(制御装置)の構造上の問題点を指摘する証言をしていることが18日わかった。
1992年に札幌市で2人が死亡した事故の高裁判決も、「はんだ割れ」が原因の一つとして認定している。
捜査1課は、一連の事故は、コントロールボックスの構造上の問題や、修理業者による配線の不正改造など複合的要因で起きた可能性が高いとみて、同社の製造者責任についても捜査を進める。
東京都内で起きた3件の死亡事故のうち、96年3月に港区赤坂のマンションで男性が死亡した事故で、同課が湯沸かし器を鑑定した結果、コントロールボックスに不具合が見つかった。
(読売新聞) - 7月18日15時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060718-00000006-yom-soci