2006年07月18日(火) 21時48分
パロマ事故、死者20人に…パロマ工業社長が辞任へ(読売新聞)
パロマ工業(名古屋市)製の瞬間湯沸かし器による死亡事故が相次いだ問題で、同社と販売元のパロマ(同)は18日、経済産業省が指摘した17件のほかに、10件の事故が起きていたことが新たに判明、これらの事故で5人が死亡していたと発表した。
事故件数は計27件、死者数は計20人となった。さらに前回14日の記者会見で「修理業者などが不正改造していたのが原因で、製品自体に問題はない」としていた主張を一転し、安全装置の品質劣化による事故が含まれていることを認めた。
パロマ工業の小林敏宏社長(68)は同日の記者会見で、一連の問題解決後に引責辞任する意向を表明。一方、同社長の長男でパロマの小林弘明社長(37)は現職にとどまる。
(読売新聞) - 7月18日21時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060718-00000014-yom-soci