2006年07月17日(月) 02時44分
新たに2人の死亡判明 パロマ事故、さらに拡大か(共同通信)
パロマ工業製のガス湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故で、経済産業省が発表した17件のほかに1990年、北海道帯広市のアパートで男女2人が死亡していたことが16日、分かった。安全装置が改造されていたことが原因といい、問題はさらに拡大する可能性が出てきた。
関係者によると、90年12月、帯広市の2階建てアパートで、1階に住む女性方の室内に設置された湯沸かし器の排ガスが充満。女性と、上階の部屋に住む男性がCO中毒で死亡した。
湯沸かし器は、安全装置が作動しなくても点火が可能なように改造されていたことが判明したが、いつ誰が改造したかは分からなかったという。
(共同通信) - 7月17日2時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060717-00000002-kyodo-soci