2006年07月15日(土) 02時00分
死亡事故、捜査を開始=CO中毒、業過致死容疑も−パロマ湯沸かし器問題・警視庁(時事通信)
パロマ(名古屋市)が販売した瞬間湯沸かし器4機種で、一酸化炭素(CO)中毒が17件発生、15人が死亡した問題で、警視庁捜査1課などは14日までに、昨年11月に東京都港区の住宅で男性が死亡した事故について、業務上過失致死の疑いもあるとみて、捜査を開始した。
この事故は昨年11月28日、パロマ工業(同)製湯沸かし器を使っていた港区南麻布の住宅で発生した。男子大学生(18)が布団の上であおむけに倒れ、死んでいるのを姉が発見。行政解剖の結果、死因はCO中毒の疑いがあることが分かった。
同社製湯沸かし器をめぐっては、1996年3月に同区内のマンションで、21歳の男性がCO中毒で死亡しているのが見つかった事故があり、遺族が今年3月、「理由を究明してほしい」と赤坂署に捜査を依頼していた。
(時事通信) - 7月15日2時0分更新
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