2006年07月14日(金) 20時47分
パロマ瞬間湯沸かし器、20年間に15人がCO中毒死(読売新聞)
大手ガス機器メーカー「パロマ工業」(名古屋市)製の瞬間湯沸かし器で、1985年〜2005年の間に一酸化炭素(CO)中毒事故が17件発生し、計15人が死亡していたことが14日、経済産業省の調べでわかった。
このうち、5件では不完全燃焼防止のための安全装置が不正に改造されていた。同省は原因究明を進めるとともに、ユーザーに注意を呼びかけている。
経産省によると、事故があったのは、型式がPH81F、PH101F、PH102F、PH131Fの4機種で、80年〜89年に全国で計約24万台が販売された。
いずれも、室内の空気を取り入れてガスを燃焼させ、排ガスを屋外に放出する「半密閉式」タイプ。内部の排気ファンが何らかの理由で停止し、不完全燃焼を起こしたとみられる。
(読売新聞) - 7月14日20時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000013-yom-soci