2006年07月14日(金) 20時00分
エレベーター保守会社変更、製造元が引き継ぎ情報列挙(読売新聞)
東京都港区で起きたエレベーター死亡事故を受け、再発防止策を検討している国土交通省の諮問機関の作業チームは14日、エレベーターの保守管理会社が変わった際、製造元のメーカーが引き継ぐべき「安全技術情報」を具体的に列挙していくことを決めた。
国交省は同チームの議論を踏まえ、8月末までに、情報引き継ぎの義務化など再発防止策を打ち出す方針。
都立高校2年生の市川大輔さんが死亡した事故機では、メンテナンス会社が製造元の「シンドラーエレベータ」から独立系保守管理会社2社に相次いで交代。その際、過去のトラブルなど保守管理に必要な情報が引き継がれていなかった。
この日の会合では、独立系保守管理会社の業界団体の代表者らが出席、「メーカーから、保守管理に必要な安全情報が提供されていない」と指摘した。
(読売新聞) - 7月14日20時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000112-yom-soci