2006年07月14日(金) 22時26分
責任否定、謝罪せず パロマ社長、告訴も示唆(共同通信)
「製品にはまったく問題ないという認識です」。瞬間湯沸かし器事故で14日午後、名古屋市の中部経済産業局で記者会見した販売会社パロマの小林弘明社長は、会社に責任はないとの立場を強調。死亡したユーザーに対しては「心からお悔やみを申し上げる」と述べたが、最後まで謝罪の言葉はなかった。
小林社長は会見の冒頭から、事故の原因は不正改造だったと繰り返し、改造の手口の説明などに時間を費やした。
事故については「非常に憤りを感じる」とし「ユーザーの安全のため一刻も早く点検したい」と述べた。
刑事告発や告訴を検討する考えを示唆する一方、「誰が改造をしたのか」との質問には「犯人捜しまではしておらず、分からない」と言葉を濁し、責任の所在を明らかにしなかった。
(共同通信) - 7月14日22時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000221-kyodo-soci