2006年07月13日(木) 18時49分
「やずや」に排除命令 酢食品の広告で公取委(共同通信)
健康食品通信販売の最大手「やずや」(福岡市)が、酢の加工食品の成分表示を誇大に広告していた問題で、公正取引委員会は13日、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、同社に再発防止などを求め排除命令を出した。
やずやは「当面一切の広告活動を中止し、管理体制の強化に努めたい」としている。
公取委によると、やずやは今年1月、中国産の酢を濃縮加工しカプセルに詰めた「熟成やずやの香醋(こうず)」の新聞折り込み広告に「香醋を約20倍に濃縮」「水分を飛ばし栄養成分だけを残した」などと記載。しかし実際は、主要成分であるアミノ酸の濃度は原材料の4倍程度にしかなっておらず、公取委は「実際よりも優良であるように宣伝した」と判断した。
(共同通信) - 7月13日18時49分更新
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