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処分されるのは、近畿設備東京本社(東京都新宿区)と近畿設備大阪本社(大阪市)。13日から3カ月間、訪問販売に関する業務停止となる。
同省によると、両社はそれぞれ首都圏と近畿圏を営業エリアに家庭用換気扇フィルターや給気口フィルターを売ったり、ハウスクリーニングや室内コーティングなどを請け負ったりしている。
両社の営業担当者は新築のマンションや戸建て住宅を訪問。「マンションの工事関係の業者です」「管理会社の許可を得て、皆さんのところに設備の説明に回っています」などと虚偽の説明をして勧誘したという。
また、「フィルターの点検に来ました」などと言うだけで、商品を売りつける目的を明らかにしなかったうえ、断ってもしつこく勧誘する行為もあったという。住民の一部は契約を結んだ後に管理会社などに問い合わせ、だまされたことに気づいたという。
1件あたりの契約額は数万円から約60万円。同省は合計で数十件の被害を把握しているという。
両社は「社としてはそのようなことがないように指導してきたが、一部の社員に違法行為があったと指摘された。真摯(しんし)に受け止め、再発防止に向けて指導を徹底する」などとコメントした。
http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY200607110650.html