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2006年07月12日(水) 00時31分

廉価DVD訴訟、53年映画は著作権消滅…東京地裁読売新聞

 映画「ローマの休日」など2作品の廉価版DVDの販売を巡り、著作権の所有を主張する「パラマウント・ピクチャーズ・コーポレーション」(米国)が、東京都内の販売会社を相手取り、販売差し止めの仮処分を求めていた裁判で、東京地裁(高部真規子裁判長)は11日、「著作権の保護期間は満了している」として、申し立てを却下する決定をした。

 名作の当たり年とされる1953年公開作品については、保護期間が50年か70年かを巡り業界で見解が分かれていたが、著作権は50年で切れたとする初の司法判断が下された。

 1953年は問題となった「ローマの休日」「第十七捕虜収容所」の2作品のほか、「シェーン」「ナイアガラ」「宇宙戦争」などの名作が相次いで公開された。旧著作権法では、映画の保護期間は公開の翌年から50年とされていたが、04年1月1日施行の改正法で70年に延長された。
(読売新聞) - 7月12日0時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000216-yom-soci