2006年07月08日(土) 17時07分
メードカフェ、コスプレ…続々 オタク文化、仏で大人気 ジャパンエキスポ(西日本新聞)
【パリ7日井手季彦】漫画、アニメ、コスプレなど日本のサブカルチャーを集めた「ジャパンエキスポ」が7日、パリ郊外で3日間の日程で始まった。アニメの主人公の格好をしたり、人気のマスコットを買い込むフランスの若者が続々と集合。主催者は6万人の入場を見込んでいる。
このイベントは7年前に、コンピューターを学ぶ大学生ら約10人が文化祭のような形で催したのが始まり。最初は約2000人の参加者だったのが、年々増え、今回は貿易見本市会場を借り切った。漫画やビデオ、アニメ主題歌を歌うカラオケから、碁や将棋、武道、メードカフェまで、ジャンルを問わず日本を紹介している。
また、8月に名古屋市で開かれる「世界コスプレサミット2006」のフランス予選も開かれ、約400人が参加。主催者によると、フランスは最も早く日本のアニメが紹介された国の1つで、有数の漫画市場。コスプレ人口は、パリ近郊だけで約2500人という。
パリ市内から来た「アユミ」と「ショウジョ」と名乗る2人のフランス人中学生は、「コスプレ用の衣装は自分で作ったり、インターネットを通じて日本から買う。『カワイイ』から大好き」と話していた。
=2006/07/08付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 7月8日17時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000040-nnp-int