2006年07月07日(金) 11時57分
経団連会長に協力要請 裁判員制度で検事総長(共同通信)
市民が刑事裁判の審理に加わる裁判員制度に協力してもらうため、但木敬一検事総長は7日、東京都大田区のキヤノン本社を訪れ、日本経団連会長でもある同社の御手洗冨士夫会長と会談して制度の意義を説明した。
2009年までに導入予定の裁判員制度では、会社員が裁判員に多く選ばれることが想定されることから、但木総長は「サラリーマンが気楽に裁判に出てくるには、企業の深い理解があって快く送り出していただかないといけない」と理解を求めた。
御手洗会長は「裁判員制度は国民の社会貢献。是非根付いてほしいし、会社がバックアップするのは当然」と応じた。
(共同通信) - 7月7日11時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060707-00000070-kyodo-soci