2006年07月07日(金) 00時00分

多重債務者の悩み解決 埼玉青年司法書士協 （東京新聞）

　埼玉青年司法書士協議会は二十二、二十三の両日、借金に苦しむ多重債務者らの相談に電話で応じる「クレジット・サラ金一一〇番」を実施する。当日の専用電話は＝０４８（８３８）８４２３＝で、時間は両日とも正午から午後五時。無料。

　司法書士十数人が相談に応じ、自己破産や債務を分割で支払うための特定調停など、裁判手続きを含めた解決へのアドバイスを行う。

　この電話相談は昨年もあり、七十四件が寄せられた。「リストラで職を失い住宅ローンを返そうと消費者金融に手を出してしまった」「金融業者の取り立てが厳しい」「利息が高くて月々の返済ができない」などの内容が多かったという。

　多重債務者を狙い低金利の融資を持ちかけ、保証金名目で数十万円を振り込ませる詐欺も横行しているという。　（安藤恭子）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20060707/lcl_____stm_____003.shtml