2006年07月04日(火) 20時13分
内閣記者会が抗議文提出へ 首相の質疑限定通告で(共同通信)
首相官邸の記者クラブ「内閣記者会」は4日、小泉純一郎首相がこれまで原則として1日2回行ってきた記者団との質疑を1日1回に限定すると“通告”したことに対し、近く正式に抗議文を出すことを決めた。
首相は3日、秘書官を通じ内閣記者会の同意が得られなくても質疑の機会を1日1回に減らすと“通告”。同日から夜の1回だけしか質疑を受けていない。
首相側は、記者団の質問の機会を減らす理由として「当初、質問は2、3問が基本だったが、徐々に増えてきた」などととしている。首相は4日夜、「1日2回やっても同じ質問が多い。2回も(充実した質問をするのは)皆さんには無理ではないか」と述べた。
これに対し内閣記者会は、1日2回の質疑は双方の合意に基づいたもので、一方的な変更は認められないと反発。状況の変化に応じて同じテーマで質問するのは当然と指摘している。
(共同通信) - 7月4日20時13分更新
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