2006年07月04日(火) 13時14分
閉じ込めトラブル320件 シンドラーエレベータ(共同通信)
東京都港区で死亡事故が起きたエレベーターの製造元シンドラーエレベータ(東京)は4日、停止した同社製エレベーター内に乗客が一時的に閉じ込められたトラブルが、2004年に全国で計320件起きていたことを明らかにした。
国内大手メーカー5社製の平均の約3倍の発生件数とされるが、国土交通省は「閉じ込めの定義が各社で違うため、状況を検討する必要がある」としている。
同社が保守しているエレベーターは約6000基で、年間で19基に1基の割合でトラブルが起きたことになる。
業界団体の日本エレベータ協会によると、シンドラー社を含まない大手5社のエレベーターで起きた閉じ込めトラブルは、04年度で約9000件。5社の保守基数は約51万4000基で、56基に1基の割合。
(共同通信) - 7月4日13時14分更新
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