2006年07月03日(月) 18時25分
「時代の変化に即応」 新東京高検検事長ら抱負(共同通信)
6月30日付で東京高検検事長に就任した上田広一氏(62)と東京地検検事正となった栃木庄太郎氏(59)は3日、東京・霞が関の検察合同庁舎で相次いで記者会見し、上田氏は「時代の変化に即応し、国民の期待に応えたい」、栃木氏は「政治や経済、社会のシステムに対するルール違反には従来同様、特捜部中心に厳正に対処したい」と抱負を語った。
2009年までに導入される裁判員制度に向け、東京地検は今月から容疑者取り調べの様子を録画、録音する“可視化”を試行。上田氏は「国民に分かりやすく、確実な方向で制度が動いていけば良い。担当検事には制度の意義をよく理解してもらう」と話した。
(共同通信) - 7月3日18時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060703-00000153-kyodo-soci