2006年07月02日(日) 09時56分
オウム「上祐派」が施設内分居、家賃も別会計に(読売新聞)
オウム真理教の分裂問題をめぐり、東京都世田谷区の教団本部で上祐史浩代表(43)を支持する「上祐派」と、それ以外の信者が二つの施設に分かれて居住し始めたことが1日、分かった。
上祐派は新教団の設立を目指しているが、公安当局では、上祐派の教団離脱に向けた動きとして注目している。
関係者によると、教団は同区内の隣接する3棟の賃貸マンションを教団本部として使用し、これまで上祐派と反上祐派、態度を明確にしていない中間派の信者計約100人が同本部内に混在して居住していた。
ところが、今月から2棟に減らし、1棟に上祐派が、もう1棟に上祐派以外の信者が別々に居住することになった。家賃は、これまで教団が全額支払ってきたが、今後は上祐派と教団がそれぞれ別会計で支払うことになるという。上祐派は、今後も一定額の会費を教団に納めるが、上祐派の活動資金は教団から支給されなくなるという。
(読売新聞) - 7月2日9時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000402-yom-soci