2006年07月02日(日) 19時57分
銀行決算、過去最高益の4兆2037億円(読売新聞)
全国銀行協会が発表した全国の銀行(126行)の2006年3月期決算(単体ベース)の集計結果によると、税引き後利益の合計は前期の3・2倍にあたる4兆2037億円となり、バブル期の1989年3月期決算の合計(2兆3400億円)を上回って過去最高を更新した。
不良債権処理がヤマを越えたことで、銀行が貸し倒れに備えて積んでいた引当金が繰り戻され、特別利益が増えたのが主な要因だ。
06年3月末の貸出金全体に占める不良債権の比率は、前年同期比で1・06ポイント低い2・90%となった。都市銀行は1・80%に低下したが、地方銀行は4・40%、第二地方銀行は5・27%と、依然高水準だった
(読売新聞) - 7月2日19時57分更新
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