2006年07月01日(土) 13時03分
閉じ込め事故:エレベーター扉開かず 従業員、1時間後救出−−相馬のホテル /福島(毎日新聞)
30日午前11時50分ごろ、相馬市尾浜、ホテル「夕鶴」=坂本義昭社長=で、女性従業員(38)が乗った従業員用エレベーター(9人乗り)が6階で停止し、ドアが開かなくなった。非常用電話でフロントへ連絡が入り、119番通報した。相馬消防署レスキュー隊員がドアをこじ開けて、同日午後1時ごろ救出された。
相馬署の調べでは、エレベーターはフジテック(本社・滋賀県彦根市)製で、昨年5月のホテル新築時に設置された。毎月1回、同社東北支店(仙台市)が定期点検し、6月13日の点検では異常はなかった。女性従業員は7階の大浴場に行くため、1階から乗った。
同社によると、このエレベーターは02年1月から05年3月まで製造していた機種で、03年7月から2年間で全国で13件の閉じ込めがあった。【塚本弘毅、町田徳丈】
7月1日朝刊
(毎日新聞) - 7月1日13時3分更新
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