悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
調べでは、最初に女性に電話があったのは04年12月末。金融会社を名乗る男が融資話を持ちかけ、女性は50万円の融資を申し込んだ。最初に「登録料が必要」と言われ、3万3000円を指定された口座に振り込んだ。その後、「融資の申込金が必要」「申請書の作成料が必要」などと言われ、05年3月ごろまでに、計約500万円を振り込んだ。
一向に貸してくれないため、同年4月に解約を申し込んだところ、今度は「解約手数料が必要」などと新たに振り込みを要求され、1000万円以上送金したという。振り込み回数は1回当たり最高で29万円、計446回に達し、計約1660万円を都内22の銀行口座に振り込んでいた。
6月中旬に、相手の携帯電話にかけると不通で、だまされたことに気付いたという。女性はこの1年半、毎日のように振り込まされていた形だが、「電話の男の語り口は常に丁寧で、信じてしまった」「知人に借金をしたり金融機関から借り入れたりして金を工面した」などと話しているという。
http://www.asahi.com/national/update/0630/TKY200606300583.html