2006年06月26日(月) 15時59分
アースウォーカー ねずみ講容疑立件へ 京都府警(産経新聞)
社長ら10人、来月にも
京阪神の大学生らからねずみ講方式で金を集めたとして通信販売会社「EarthWalker(アースウォーカー)」(大阪市中央区)の幹部が告発されていた問題で、京都府警生活経済課は26日、無限連鎖講防止法違反の疑いで同社の社長(49)や元幹部ら約10人を来月にも立件する方針を固めた。
調べでは、同社は通信販売カタログと金品が当たる抽選券を組み合わせた「カタロくじ」と称する事業を展開。カタログを配布するオーナーを1口17万円で募り、下位のオーナー数が一定数を超えると成功報酬が得られるとうたい、ねずみ講式に会員を増やしていった疑いがもたれている。
同社をめぐっては、被害学生ら約40人が損害賠償計約2000万円を求めて京都地裁に提訴。
また、被害者弁護団では昨年9月、幹部らを同法違反で刑事告発していた。
同社は平成15年12月に設立。1年間で約5000件の契約を結び、十数億円の利益をあげた。17年6月、特定商取引法の違反行為(勧誘目的等の不明示)などがあったとして、経済産業省から3カ月の業務停止命令を受け、同年9月に活動を休止している。
(産経新聞) - 6月26日15時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060626-00000020-san-soci