悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
この日あった同省の社会資本整備審議会の基本制度部会は、見直しの方向性を大筋了承。8月末の最終報告までに細部を詰め、秋の臨時国会での建築士法改正案に盛り込まれる見通しだ。
素案によると、1級建築士だけが設計できる範囲は現在、鉄筋コンクリート造りの場合、「高さ13メートル超、または延べ床面積300平方メートル超」だが、法改正で「高さ20メートル超」に引き上げる。
現1級の建築士が新1級の免許を得るには、講習の受講や修了テスト合格などを条件とし、ずさんな構造設計に気づく能力を持つようにする。
消費者への情報開示の観点から、処分歴を含む建築士名簿の公開や、顔写真入り免許証の提示の義務化も、めざすべき方向として示された。
構造と設備の新設2資格は、新1級建築士の指示を受けて高さ20メートル超の建物の構造設計、設備設計をする際に必要。無資格者に対する両設計業務の委託は禁じられる。