2006年06月26日(月) 22時12分
乳幼児用衣料から有害物質 ユニクロ、1万5000点回収(共同通信)
カジュアル衣料チェーンのユニクロは26日、乳幼児用衣料から国の基準値を超える有害化学物質ホルムアルデヒドが検出されたとして約1万5000点を回収すると発表した。
回収の対象は、全国の店舗やインターネットで3月から今月20日まで販売された「BIストレッチカットパンツ」(迷彩柄、790円)。
ユニクロ本社を管轄する山口県によると、基準値は布1グラム当たり16マイクログラムだが、回収する商品からは約4倍の65・8マイクログラムが検出された。同県は「皮膚の弱い乳幼児が触れた場合に、かぶれや湿疹(しっしん)が出る恐れがある」と指摘している。さいたま市保健所の検査で12日に違反が判明し、同保健所の行政指導を受けて回収を決めた。現時点ではユニクロに具体的な被害などの報告は入っていない、という。
(共同通信) - 6月26日22時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060626-00000216-kyodo-bus_all