2006年06月22日(木) 15時00分
架空請求:今度は配達記録郵便 有料サイト未払い名目−−県内で3件 /香川(毎日新聞)
県県民参画課は21日、東京の業者から封書で「身に覚えのない有料サイトサービスへの未払い金の返済不履行を理由に連絡を求められた」との相談が3件寄せられたと発表した。同一業者で、封書の中に金額が印字された郵便局専用払い込み用紙が同封されていた。同課によると、38都道府県で、この業者に関する計151件の相談が寄せられているという。同課は「法的根拠がなく、請求に応じないように」と注意を呼びかけている。
業者は「有限責任事業組合 日本通信総合センター」(東京都新宿区)。3通の文面はほぼ同一で、受取人の署名を求める配達記録郵便で送られており、同課は「封書の存在に重みをつけるために利用したのでは」と推測する。払い込み用紙に印字された金額は7万4000円。受取人の携帯電話番号など個人情報も記載されていた。同社は毎日新聞の取材に対し、「使った人に請求しており、使っていない人には請求していない」と話した。【田畑知之】
6月22日朝刊
(毎日新聞) - 6月22日15時0分更新
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