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弁護士を装って、パチンコの出玉情報料として支払った金を取り戻そうともちかけ、愛知県内の公立中学校の男性教諭(39)から「弁護士費用」名目で420万円をだまし取ったとして、大阪府警は21日、無職の住所不定、岡本正治容疑者(23)ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。岡本容疑者は出玉情報を提供する業者のかつての仲間で、当時の顧客データをもとに教諭に電話していたという。
府警によると、ほかに逮捕されたのは、いずれも無職の中島大王容疑者(23)=大阪市港区市岡元町2丁目=と佐々木大介容疑者(24)=同市住之江区新北島7丁目。
調べでは、教諭は、玉が出やすいパチンコ店の情報を提供する東京都内の業者に、情報料として計約500万円を支払っていた。しかし、情報があてにならず不満を持っていたという。
業者の仲間だった岡本容疑者は昨年12月、教諭に電話をかけ「弁護士に依頼すれば金は取り戻せる」などと誘い、中島、佐々木両容疑者は弁護士を装って「費用として振り込めば、金は取り戻せる」などと話し、計420万円をだまし取った疑い。教諭は「怪しいと思ったが、情報料を取り戻したかった」と話しているという。