2006年06月20日(火) 23時15分
スパイウエア詐欺、被告に懲役4年判決…東京地裁(読売新聞)
パソコン内の情報を勝手に収集する不正ソフト「スパイウエア」を開発し、インターネット専業銀行などの口座から現金をだまし取ったとして、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺などの罪に問われた住所不定、無職竹川敦被告(31)の判決が20日、東京地裁であった。
白石篤史裁判官は、懲役4年(求刑・懲役6年)の実刑を言い渡した。
判決によると、竹川被告は2005年6月から10月にかけて、イーバンク銀行(東京)や千葉銀行(千葉)などの利用者に、自分で開発したスパイウエアを添付したメールを送ったり、スパイウエア入りのCD—ROMを郵送したりする手口で、口座取引に使うIDやパスワードを入手。川崎市の貴金属販売会社や、千葉県船橋市の不動産会社などの預金計約570万円を、自分で管理する口座に送金させてだまし取った。
(読売新聞) - 6月20日23時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000216-yom-soci