2006年06月20日(火) 20時00分
日テレ、「フラッシュ」の拉致報道巡る損賠訴訟で勝訴(読売新聞)
写真週刊誌「フラッシュ」の記事で名誉を傷つけられたとして、日本テレビが、発行元の光文社に5500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が20日、東京地裁であった。
水野邦夫裁判長は「記事の内容は真実と認められない」と述べ、光文社に440万円を支払うよう命じた。
問題となったのは、同誌2004年1月20日号と同27日号の記事。日本テレビが番組の取材を通じて、「韓国旅行中の日本人女子大生が北朝鮮に拉致された」との情報を入手しながら、報道せずに隠ぺいした、などと報じた。
判決は、「取材テープの内容確認という必要な取材をしないまま記事を掲載した」と指摘し、記事内容も真実ではなかったと認定した。
(読売新聞) - 6月20日20時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000412-yom-soci