2006年06月20日(火) 19時04分
中国の2検索サイト使用中止…ネット規制強化の一環か(読売新聞)
【北京=末続哲也】中国の人気ポータル(玄関)サイトの「捜狐」と「新浪網」の検索サービスが19日昼から使用中止になった。
20日付の香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは消息筋の話として、中国当局から閲覧規制の不備を指摘され、3日間以内に改善するよう命じられたのが原因と伝えた。
中国当局に不都合なサイトを国民の目に触れさせないよう狙う当局のネット規制強化の一環と見られる。
中国では、天安門事件や気功集団・法輪功、台湾独立、チベット独立に関する検索が以前から規制されている。だが同紙によると、先に一時停刊処分を受けた週刊紙「氷点週刊」や、引退した江沢民・前国家主席に関する検索への規制が始まるなど、最近、規制対象が拡大しているという。
(読売新聞) - 6月20日19時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000112-yom-int