2006年06月19日(月) 18時12分
未公開株の架空販売で5億円、都内の社長ら詐欺で逮捕(読売新聞)
上場が予定されている企業の株を架空販売していたとして、東京都中央区の不動産管理会社の社長(41)ら7人が、警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕されていたことが、19日わかった。
詐欺グループは、複数の企業の未公開株について、実際は株券を持っていないのに「初値がつけば必ずもうかる」などとウソをつき、顧客から購入代金をだまし取っていた。同課は被害総額が約5億円に上るとみており、同日午後に関係先を捜索、事件の全容解明を進める。
調べによると、7人は、実際は株券を保有していないにもかかわらず、近く公開が予定されている複数の未公開株を都内の顧客などに販売し、代金をだまし取った疑いが持たれている。詐欺グループは、代金を受け取ると、事務所を都内の別の場所に移転するなどして、顧客が連絡できないようにしていたという。
(読売新聞) - 6月19日18時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000206-yom-soci