2006年06月17日(土) 15時02分
アパグループ:構造計算書問題で、所沢のマンションも工事中断 /埼玉(毎日新聞)
鶴ケ島市内に建築中の分譲マンションの構造計算書の内容に疑問があるとして工事を中断していた「アパグループ」(東京都港区)が、構造計算を同じ建築士が担当した所沢市内に計画中のマンションについても、2月に予定していた着工を中止していることが16日、分かった。
同社によると、当初、着工が遅れたのは地下駐車場の構造変更などのためだった。その後、構造計算した富山市の1級建築士が別に手掛けた鶴ケ島市のマンションについて、建築士が県の事情聴取に「当初は未完成の計算書を出した」と説明するなど構造計算書の内容に疑問があることが判明。所沢市のマンションの構造計算書について同様のことが行われたかは確認されていないが、同社は「誤解を受けないよう別の建築士に構造計算を依頼する」としている。
所沢市のマンションは5階建て(61戸)。今年1月に民間確認検査機関から建築確認が出ていた。【内田達也】
6月17日朝刊
(毎日新聞) - 6月17日15時2分更新
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