2006年06月15日(木) 00時45分
ニセ株券を担保提供、債権回収会社に初の業務停止命令(読売新聞)
法務省は14日、債権者にニセの株券を担保として提供したり、元社長が取締役会の決議を経ず多額の借り入れを行ったりしていたとして、債権回収会社(サービサー)の「センチュリー債権回収」(東京都千代田区)に対し、21日から2か月間の業務停止命令を出した。
サービサーが業務停止命令を受けるのは初めて。同省では「取締役会が機能せず、適切な業務遂行を確保する組織になっていない」としている。
同省によると、同社は05年6月〜12月、融資を受けていた不動産会社など2社に、同社のニセの株券1万株を本物と偽り、担保として差し出した。また、04年11月〜05年11月には、取締役会の決議を経ず、当時の社長が計11億500万円を借り入れていた。
(読売新聞) - 6月15日0時45分更新
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