2006年06月15日(木) 16時58分
改正道交法差し止め求める 「理解得ていない」と提訴(共同通信)
短時間の放置駐車違反取り締まりや、業務の民間委託などを柱として1日に施行された改正道交法は国民の十分な理解を得られていないとして、千葉県市川市の「道路交通問題を考える会」代表谷川寿光さん(67)が15日、警察庁長官を相手取り、改正法の施行差し止めを求める訴えを千葉地裁に起こした。
今回の改正で違反の取り締まりは、放置後一定時間の経過後にステッカー(確認標章)を取り付ける方式から、駐車時間にかかわらず取り締まる方式に変更された。
訴えによると、1990年の法改正で「放置駐車」とは、路上を車庫代わりにする“青空駐車”と規定しており、配達などで一時的に車両を離れた場合も放置車両とされる今回の改正は国民の理解を得られていない、としている。
(共同通信) - 6月15日16時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000148-kyodo-soci