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家庭から出るプラスチック廃棄物のうち、レジ袋は約一割を占めると言われ、その減量が課題となっている。国立大の大学生協では、千葉大が先月から有料化をスタートさせている。
三重大生協は学生委員会や、教員でつくる環境ISO推進室の呼び掛けを受けて、有料化の検討に入った。二十六日からレジ袋を一枚五円にして利用する学生の反応を確かめる。
試行に先立つアンケートは、学生委員会と環境ISO推進室長を務める朴恵淑・人文学部教授のゼミ生たちが中心なって実施。レジ袋が必要か、有料化への賛否、レジ袋の金額などを質問した。
昼休みに学生たちが手分けして調査。計約九百人の回答が集まった。多くが有料化に賛成か「どちらでもいい」と答えており、反対は少ないという。試行期間までに結果をまとめ、生協に提供する予定。
学生委員会副委員長の辻村光希さん(生物資源学部三年)は「マイバッグを導入し、レジ袋をなくすのが最終目標。有料化によってレジ袋が必要なのか、みんなが考えるきっかけになれば」と話している。
(矢野修平)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20060614/lcl_____mie_____004.shtml