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東京都港区のマンションで男子高校生がシンドラーエレベータ製のエレベーターに挟まれて死亡した事故を受け、都市再生機構(横浜市)は13日、同機構が管理する浦安市のマンションに設置されたシ社製エレベーターでも、今月に入って2回、住民がエレベーター内に閉じこめられる不具合があったと発表した。
同機構は部品を交換したうえで運転を再開しているが、原因は分かっていないという。
同機構の調べでは、不具合が見つかったのは、浦安市高洲の14階建てマンション。
今月1日午後4時50分ごろ、エレベーターが目的階の11階に停止せず、そのまま上昇。14階の床を約50センチ過ぎたところで止まり、乗っていたマンション住民の女性1人、子ども2人が閉じこめられた。3人は、非常用インターホンで助けを求め、約40分後、駆けつけたシ社の作業員に救出されたという。作業員は、エレベーターのスイッチなどを点検。異常が見つからなかったため、運転を再開させた。
ところが、10日午後5時半ごろ、再び同じエレベーターが目的階に止まらず14階を過ぎて停止し、男性1人と子ども1人が閉じこめられた。男性が扉をこじ開け、約20分後に自力で脱出したという。
再度、シ社の作業員が点検を行ったが、異常は見あたらなかったため、制御盤の部品を交換。同じ現象が起きないことを確認して、運転を再開した。ただ、当面は同機構がエレベーター内とエレベーターホールに警備員を配置するという。
県内の同機構が管理するマンションに、シ社製エレベーターは40基あり、同機構は今月下旬までに、すべてのシ社製エレベーターの緊急点検を実施することにしている
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000606140001