2006年06月14日(水) 21時53分
シンドラー社の重大事故、90年代から4都県で6件(読売新聞)
事情説明のため国交省を訪れ、会見で頭を下げるシンドラーエレベータの幹部
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東京都港区の区民向け住宅で、高校2年生の男子生徒(16)がエレベーターに挟まれた死亡事故で、事故機の製造元の「シンドラーエレベータ」(江東区)は14日、国土交通省で会見し、今回の事故と同様に、ドアが開いたまま動き出す重大なトラブルが1990年代後半から東京、千葉、愛知、広島の4都県の4基で計6件発生していたことを明らかにした。
この4基と事故機はいずれも96〜97年ごろに新設され、同タイプの制御盤が使われていたという。
同社によると、同様のトラブルは<1>広島県で96〜97年ごろ<2>八王子市の公共施設で2004年11月13日と今年4月22日<3>名古屋市の愛知県白壁庁舎で04年11月29日<4>千葉県浦安市の「潮音の街」で今年6月1日と同月10日——に発生。
(読売新聞) - 6月14日21時53分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000113-yom-soci