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■住民『安全と言われても…』
県と住宅供給公社職員の計十人が見守る中、シンドラー社大宮支社の男性作業員二人が、県の調査でトラブルが判明し、使用停止中の五基を中心に点検。特に、東京で起きた死亡事故で問題となっているエレベーターの巻き上げ機のブレーキ部分や、ドアが閉まらないと昇降できない「ドアインターロック」と呼ばれる安全装置を、電子機器などを使って重点的に点検した。
異常がないエレベーターは順次、運転を再開。トラブルが報告されていない七基については、目視で点検した。
県は「閉じ込め」「扉が開いたままになってしまう」といったトラブルが発生した原因について、近く同社から事情を聴く方針だという。
県建築住宅課によると、県営中尾団地では三カ月に一度の割合で定期検査を行ってきたという。
同社によると、県内には同社製エレベーターが六十二基設置されている。国はすべてのエレベーターを二十八日までに緊急点検するよう求める通知を出しており、県は作業を急いでいる。
同団地K棟に住む主婦(67)は「これで安心しないといけないのだろうけど、安全と言われても、しばらくは乗る気持ちになれない」と複雑な胸の内を明かした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060614/lcl_____gnm_____000.shtml