2006年06月14日(水) 21時01分
平松社長ら取締役6人選任 ライブドア総会(共同通信)
ライブドアは14日、証券取引法違反事件が発覚して以来初めての株主総会を臨時で開き、平松庚三社長や個人で12%超の株を取得した宇野康秀USEN社長ら6人を新たに取締役に選任するなど、会社側の提示した議案をすべて可決した。
株主からは取締役任期を1年から2年に延長することに反対する意見や、前社長の堀江貴文被告ら旧経営陣の責任を問う発言が相次いだが、会社側が質疑を打ち切り、激しい抗議やヤジが飛び交う中での採決となった。総会終了後も多くの株主が会場に残り、会社側に不満をぶつけ、平松社長らが対応に追われた。
平松社長は、総会で事件について陳謝し「二度とこうした過ちを繰り返さない」と強調。弁護士らによる外部調査委員会を設置、事件をあらためて精査し、堀江被告ら旧経営陣への損害賠償請求を検討する方針を示した。12月に開く定時株主総会で結果を発表する。
(共同通信) - 6月14日21時1分更新
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