2006年06月13日(火) 04時57分
子ども向けアクセサリーに高濃度鉛、法規制も検討(読売新聞)
子ども向けの金属製アクセサリーに高濃度の鉛が含まれ、健康被害が懸念されている問題で、国は法規制を視野に入れ、安全対策に乗り出す方針を決めた。
13日、厚生労働省で専門家による検討会を開き、含有する鉛の許容量などを話し合う。
鉛を誤飲すると、消化管で溶け出し、体内に吸収されて鉛中毒を起こす。検討会は、価格の安い金属製アクセサリーが身近に広がっていることから、家庭用品に含まれる有害物質の規制を定めた家庭用品規制法の対象に盛り込むか話し合う。胃酸に近い状態で処理した時、鉛の溶出量を調べ、これをもとに鉛の許容量を設定。規制する製品の範囲や、誤飲防止の警告表示なども含め、年内に結論をまとめる方針だ。
(読売新聞) - 6月13日4時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000401-yom-soci