2006年06月11日(日) 12時04分
シンドラー社エレベーター:都工芸高の4基を緊急点検−−都教育庁 /東京(毎日新聞)
港区のマンションで都立高生がエレベーターに挟まれて死亡した事故を受け、製造元の「シンドラーエレベータ」(江東区)のエレベーター4基が設置されている都立工芸高校(文京区、生徒数859人)で10日、緊急の安全点検が行われた。シ社の作業員3人が、機械室の制御盤、駆動装置、ブレーキなどを調べた。
都教育庁などによると、同校では93年の校舎改築時からシ社のエレベーターを使っているが、事故機とは別型で、これまでにトラブルはないという。メンテナンスは今年4月から都住宅供給公社に委託し、シ社に再委託する方式を採っている。
同庁関連では、都立学校153校に212基、教職員研修センター(文京区)など12施設に29基のエレベーターがあり、このうちシ社製は12校21基、1施設4基。同庁はすべてのエレベーターについて今月中に安全点検を行うよう指示している。【木村健二】
6月11日朝刊
(毎日新聞) - 6月11日12時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060611-00000084-mailo-l13