2006年06月11日(日) 12時02分
シンドラー社エレベーター:県営アパート対象の住民説明会、シ社欠席−−日立 /茨城(毎日新聞)
日立市田尻町の県営田尻浜アパートで昨年7月、シンドラーエレベータ(東京都江東区)製のエレベーターに母子3人が閉じ込められた事故があったことから、アパートの入居者を対象にした住民説明会が10日、同市立田尻小体育館であった。県から春田茂桂住宅課長や茨城住宅管理協会ら関係者が、入居住民は約30人が参加したが、シンドラーエレベータ社は欠席した。
春田住宅課長は「14日に詳細に法令点検することになった。不安を少しでも払しょくできれば」と話し、母子が閉じこめられた事故の概要などを説明した。住民から「事故のエレベーターを取り替えては」「死亡事故のあった社のエレベーターを使うのは無理がある」などの意見が出された。
同アパートのエレベーター42基のうち同社製は11基。10日に同社千葉支社が11基の点検を実施、支障がないことを確認したが、それ以外についても各メーカーが順次、点検する。【臼井真】
6月11日朝刊
(毎日新聞) - 6月11日12時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060611-00000030-mailo-l08