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各地でトラブルが報告されている「シンドラーエレベータ」製のエレベーターについて、県は9日、国交省の依頼で調査した県内の状況をまとめ、少なくとも6基の同社製エレベーターがあることが確認された。
県建築指導課によると、高知市内に5基、土佐清水市役所に1基の同社製のエレベーターが設置されていた。
このうち高知市では同市朝倉戊の民間ビルで昨年10月、所有者の男性(59)が閉じこめられる事故が起きていたことが分かった。
家族の話では、男性がエレベーターで4階に上がる際、1階と2階の間で突然動かなくなった。男性は内側からガラスを割って脱出。その際に手にけがをしたという。
それまでもボタンを押した階と違う階で止まったり、各階の床とずれて止まったりするトラブルが何度もあったが、点検では異常が見つからなかったという。このビルでは10月の事故以来、エレベーターの使用を中止している。
一方、土佐清水市役所では9日、保守点検会社による法定点検が、予定を繰り上げて実施された。同市役所では、東京都内で発生した死亡事故を受け、7日午後からエレベーターの使用を見合わせていた。点検の結果、異常は見つからなかったが、市は文書で報告を受けた後に使用再開を検討する。
市によると、このエレベーターは94年4月1日の稼働以来、一度も異常はなかったという。
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000606100004