2006年06月10日(土) 21時31分
43件中、区側把握は9件 事故のマンション(共同通信)
東京都港区のエレベーター死亡事故で、現場の区住宅公社マンションのエレベーターでは、過去3年間に不具合が43件も頻発しながら、うち9件だけしか同公社に報告されていなかったことが10日、分かった。住民からは「情報が共有されていれば惨事は防げた」と区、公社のチェック不備を含む安全管理態勢のずさんさに批判の声が上がっている。
港区が公表したリストは、高校2年市川大輔さん(16)が死亡した5号機と隣の4号機で起きた2003年4月以降の不具合。製造元のシンドラーエレベータ(東京)が保守管理していた04年度までに22件、別会社に移った05年度以降は21件だった。
(共同通信) - 6月10日21時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000159-kyodo-soci